20−21 NEWモデル

スノーボード歴5年女子 20−21試乗会から板の選び方を考える/サロモンGYPSY→何にする?/レディース

2020年のスノーボードシーズンも終了に近づく頃、毎年春先には、来年度の板の試乗会のシーズンがやってきます。今回は、新潟県の湯沢町。神立スノーリゾート(神立高原スキー場)で20−21試乗会に参加してきました。

今回の記事のスノーボード板の試乗は、女性目線です。

試乗会は、雨でしたが、かなり多くのスノーボーダーが試乗をされていました。

という女性目線で、通常の滑りは、フリーランメインで、小さめのキッカーを飛んだり、簡単なグラトリをしたりしながら、滑るスタイルになります。

来年2021シーズンは、苦手なオーリーを鍛えつつ、もっとキレイに、かっこよく滑れるようになりたい。とのことで、2020年の夏には、2度目の単独ニュージーランドへスノーボード旅行&英語勉強を企んでいますが、新型コロナウイルスの影響でどうなるかは、不透明ですが、スノーボードはやる気満々です。

では、今回試乗した20−21のスノーボード板について、簡単な紹介と「感想」を踏まえてご説明します。

現在もともと乗っている板

サロモン ジプシー 15−16モデル
少し前の板なので、既にだいぶヘタってきているかもしれませんが、乗り心地は良い。この構造の板ですが、基本的な「キャンバー構造」であり、踏み込むとロッカーになる、サロモン製の「ロックアウトキャンバー」と言われている構造になるハイブリッド型の板になります。

今回試乗した20−21の板 7種類

・HEAD(ヘッド):EVERYTHING(エブリシング)143cm
・K2 (ケーツー):WWW(ダブリューダブリューダブリュー)148cm
・SLOMON(サロモン):GYPSY(ジプシー)143cm
・FANATIC(ファナティック):T-DECK 143
・FNTC (エフエヌティーシー):TNT C(キャンバー)143
・FNTC (エフエヌティーシー):TNT R (ロッカー)143
・Bataleon(バタレオン) :She W 143

20−21 HEAD(ヘッド):EVERYTHING(エブリシング) ハイブリッドキャンバーシリーズ2.0

この板は、トゥー側とヒール側とで有効エッジ長が異なる板になります。ヒール側の有効エッジ長がトゥー側より長く作られているのが特徴です。もう少し分かりやすく具体的に話をすると。ヒール側(背中側)でターンをする時に、トゥー側(つま先側)でのターンよりもエッジがかかりにくいという事が、滑っているよくでてきます。これをカバーするために、ヒール側の有効エッジ長さを少し長くすることで、踏ん張りをよくすることが出来る板がこのHEAD(ヘッド)が出しているEVERYTHINGです。

構造:キャンバーとフラットが混ざったダブルキャンバー形状に近く。一般的にはハイブリッドキャンバーと呼ばれています。

【試乗した感想】
普通にフリーランするには、今回試乗した板7枚の中で最高だった。理由は、構造の通りヒール側のエッジがしっかりかかるので、コケにくい。安定感抜群で思いっきりカービングをしたフリーランをすることができた。本当にかかと側のターンは、いままでになく本当にすごかった。

しかしながら、この板は、良すぎるあまりに、板の性能に頼りすぎる気がして悩ましい。好きなんだけど、良いんだけど、ある意味良すぎて。。。なやましい。下手な部分をカバーしてくれる板であることは間違いない。素晴らしい板である。

20−21 K2 WWW(ダブリューダブリューダブリュー)

WWW(ダブリューダブリューダブリュー)との兄弟板である、シークレットウェポンは、カタログに載ってないデザインが20−21では登場している。モデルとしては、柄が違うだけ。
形状:ツイン
構造:コンビネーションキャンバー
有効エッジ長:110cm

【試乗した感想】
148で、長めしかなかったが、試乗してみた。
実際のところ、長いので取り回しが効きにくかった。ので、もしかしたら短めだともっと乗りやすかったかもしれない。長いので取り回しがききにくい。扱いにくい。という印象はあった。長さの問題は、あるだろう。と、試乗会でブースの方の説明が適当だったのがイマイチでした。ブースの方すいませんw

ライムライト
という板にも乗りたかったが、今回は結局乗れませんでした。

20−21 SALOMON(サロモン) GYPSY(ジプシー)143cm

構造:Rock out Camber(ロックアウトキャンバー)&ツイン構造
キャンバーから分でフラットロッカーになるハイブリッドキャンバーになるモデル。
今回試乗した女性(めろぽん)が元々、乗っている板の最新モデル。

【試乗した感想】
長さも一緒で、いつもの雰囲気あり。の乗りやすさ。
このときは、筋がいたくて、、、すいません。新しくて、板も新しいので、反発も感じれた。安定感あった。安定感あるのは、これ。

FANATIC(ファナティック)T-DECK 143

ハニカム構造で有名

【試乗した感想】
うん。まあ良かった。良くも悪くもw

FNTC(エフネルティーシー)

元々は、FANATIC(ファナティック)系列で、そこからブランドが派生して生まれた板。特にはグラトリを中心として滑りやす考えられた板になる。最も有名なのが今回試乗したTNTという板。

・TNT C 143(キャンバー構造)143cm

構造:POPキャンバー
有効エッジ長:1050mm
推奨スタンス:50cm
これが、TNTCを一躍有名にした板であり、反発がしっかりしていて乗りやすくオーリーがかけやすいと言われている板。
【試乗した感想】
これが、1番乗りやすかった。扱いやすかった。今のと比べて長さ変わらないのに、反発、オーリーのぴよーんが、すごくよかった。ただ、オーリーだけでいうと、最後のバタレオンが、1番よかった。

ナチュラルにのりやすい。
スピードだしてないので、バタつきチェックできてない。

気持ち細いきがした。軽い気もした。ワイドでない感じ。

・TNT R 143(ロッカー構造)143cm

構造:VDCロッカー
有効エッジ長:1050mm
推奨スタンス:50cm

【試乗した感想】
ロッカー板は、思ったより乗りにくい印象だった。変にひっかかる印象で滑りにくいという感じです。フリーラン中のターンがイマイチしっくりこない。これは、乗る人にもよって異なると思いますが、私は、ロッカー形状は向いていないのかな。という評価です。

FNTCの上位機種のSOTなどは、カーボンも使っていて、さらに反発性を高めている。
ハニカム構造は、蜂の巣のイメージしたファナティック独自のスノーボード板形状で、FNTCにも受け継がれている。通常の板より軽く、それでいて反発が強い。という独自の機構。

Bataleon(バタレオン) She W 143

ラインナップは、(140,143、146、149)のサイズがあり、レディース用モデル。全体はピンク色で、真ん中にかっぱのマークが入っているのがデザイン的特徴。※低下74,000円(税抜)足幅サイズ(48cm-60cm)

【メーカーさんからのコメント】
ハリがあって、軸がしっかりしてる。ポップが強い。オーリーがメチャクチャ弾く板。形状は、キャンバー。143cmの板で一番狭くして足幅48cmまでしかいかない。3BTというバタレオン独自の構造の板になっている。この構造を研究して17年。キャンバーのデメリット(パウダーでの浮力&グラトリでの操作性)改善した板。3Dシェイプという雪をかき分けていく力もある構造。

【試乗した感想】
とにかくオーリーしやすかった。今回試乗した板の中でも抜群の反発性あり。他のとは、まったく違う感じで、グラトリでオーリーをした時に「ぴよーん」と飛ぶ感じがしっかり分かった。板の反発(オーリー)を考えるとベストな板だと思う。キッカーでオーリーしたら飛びすぎそうで怖い。という印象。

総括まとめ

今回7種類の板に試乗しました。何を基準に考えるかですが、それぞれ特徴があり、楽しい経験でした。今年の購入候補が絞られてきた感じです。

・総合バランス1位

TNT C 143(キャンバー構造)

・オーリー命部門1位

Bataleon(バタレオン) She W 143

・フリーランの安定性1位

HEAD(ヘッド) everything

今回選びぬかれた板は、上記3つです。
その中で、現在第一候補は、総合バランス1位の「TNT C 143(キャンバー構造)」という結果でした。まだ、2020年4月!試乗会があるので参加して自分にあった板を探し求めます。

2020年3月の神立スノーリゾートの様子と周辺観光のVLOG

神立高原スキー場、湯沢町徘徊、ぽんしゅ館などなどを記録。お時間あれば、是非御覧ください。