室内ゲレンデ場 全国一覧(閉鎖も含む)初心者OK日本の室内スキー場を盛り上げたい
これまで自分が行った事のあるゲレンデを中心として、日本全国の室内スキー場を一覧にしました。2021年3月末には、長く親しまれていたスノーヴァ溝の口の閉鎖。国内スノーボード、スキー人口の下落。厳しい経営状態が続く、室内ゲレンデに行った事ない人が、安心して、行ってみよう。と思えるようになる一助となりたいと思っています。個人的な意見を含みます。なお、現在2020年4月1日現在で、日本国内には、4つの室内スキー場が稼働しています。初心者でも楽しめるゲレンデも含めてご紹介致します。
1.【岐阜県】スノーヴァ羽島
2.【神奈川県】スノーヴァ新横浜
3.【山梨県】カムイみさか
4.【埼玉県】狭山スキー場(※冬季シーズンのみ ※19−20シーズンは休業 ※2021年秋に再オープン予定)
5.閉鎖された国内室内ゲレンデ一覧
6.最近は、室内スキー場からブラシ練習施設、マット練習施設、ウォータージャンプ等へ
狭山スキー場は、冬場のみの営業ですので、完全な室内ゲレンデとは言えません。毎年10月下旬〜4月中旬頃まで営業しています。2021年秋に新しくなって再オープンします。
■スキーやスノーボードの初心者の練習場としては、使えるのか?
室内スキー場に何度も通っている玄人の方は、慣れていると思いますが、これからの日本のスキー、スノーボード業界を盛り上げていくためには、初心者、初級者の人が夢中になって練習できる環境が大事です。「雪マジ19」などで、無料で滑れる世代を作る。というのも大事ですが、夏場のゲレンデが縮小していくのは、何としても少しでも食い止めたい。存続して欲しいと願っています。夏場でも初心者が安心して滑れるゲレンデは、「スノーヴァ羽島」「スノーヴァ新横浜」2021年4月1日時点ですと、この2つに限られます。
【岐阜県】スノーヴァ羽島
初心者OK、現時点では一番盛り上がっている室内ゲレンデ。
【神奈川県】スノーヴァ新横浜
初心者OK、ハーフパイプあり、スノーヴァ溝の口がなくなり、人が流れていく可能性あり。
【山梨県】カムイみさか
初心者厳しい。ワンコインレッスン等があるので、初心者でもいけなくない。メインは夏場のハーフパイプの練習場。
【埼玉県】狭山スキー場(※冬季シーズンのみ ※19−20シーズンは休業 ※2021年秋に再オープン予定)
初心者に最高。ファミリーゲレンデ、東京からアクセス抜群で、冬場にちょこっとスキー体験が出来る。
■4つの室内ゲレンデを詳しくチェック
2021年4月時点で、元気に営業(営業予定)している室内ゲレンデを詳しく解説します。
【岐阜県】スノーヴァ羽島
場所:岐阜県羽島市(岐阜羽島ICより10分)
営業期間:
営業時間:
元々、この記事の筆者「どなぽん」の自分の夏場のホームゲレンデでした。
中央に約5mのテーブルトップがあり、そのサイドにはBOXとRailがほぼ一年中おいてあります。イベント時以外でしたら、行ってパークアイテムがないなんて事はないと思います。コンパクトな室内ゲレンデですが、夏場の土日は、かなり盛り上がっています。
雪質はスノーヴァ特有のベトベトした雪質です。溝口や新横浜に比べると雪自体が綺麗です。※以前に比べ、溝の口や新横浜の雪質もキレイになってきました。
スノーヴァ全般に言える事ですが、初心者が一人で行くと、おそらく、場の雰囲気に負けてしまう感じがします。羽島は若干ローカル色が強い感じを受けます。
ですので、初めて来る人は、出来れば友達と、もっと良いのは、スノーヴァ羽島へ滑りにきた事がある経験者と一緒に初めは行った方が安心して滑れる(飛べる?こすれる?)と思います。そんな友人いないよ。という方もいると思います。そんな時は、一度行ってみるのをお勧めします。
2階に観客席がありますので、見学可能です。雰囲気がわかって安心して入れるようになるはずです。以前は曇ったガラスでしたが透明なガラスにもなり、ゲレンデ内部を見渡す事ができます。
テーブルトップについてですが、それほど大きくはないので、540ぐらいまでが理想だと思います。
中には超高速で900や1080回す人もたまーーにいますが、普通はみなさん最高でも720ぐらいまでです。
ダブルバックフリップに挑戦されてた方も見たことあります。このサイズでダブルに挑戦するのは、異常者です。
初心者用には、ポコジャンが設置されています。スノーボード初心者でも、初めてのジャンプの練習も使えます。飛距離は1m~2mぐらいの大きさです。
【神奈川県】スノーヴァ新横浜
ハーフパイプ、キッカーに関しては。スノーヴァ溝口とほぼ一緒。
摺りアイテムも曜日によって似たりよったりって変化しています。
2009年頃、プロスノーボーダーのアンドゥ 「安藤正治」さんが、よく練習していました。プロスノーボーダーでもコツコツ練習できるゲレンデです。スノーヴァ系のハーフパイプですが、どこも同じで、カチコチです。かなり固めですのでご注意ください。パイプでぶっ飛んでる人達もいます。 雪質はスノーヴァ系のねちっこい雪質は、どこも変わりません。スノーヴァ溝の口が2020年3月末で終了した後は、スノーヴァ新横浜へ一部の人がながれていくでしょう、
【山梨県】カムイみさか
営業期間(夏):4月中旬〜12月中旬
冬場は、都心から90分で到着する「カムイみさかスキー場」として広く親しまれています。その脇で、夏場にハーフパイプをメインに練習したい。という方へ向けて、最高の環境が整えられています。初心者専用のワンコイン企画も用意されていますので、一般の方がいない時間帯で、初心者専用にハーフパイプの入り方の基本を教えてもらえる企画から入ると、初心者でもOK。という評価です。
ハーフパイプの脇に、キッカーやレールが一部設置されていたりと、そのときにより利用環境が若干異なります。初心者〜初級〜中級〜上級者、プロを目指す方まで練習が可能です。レッスンもあるので、しっかりと教えてもらってビデオでチェックして修正して、と上達するコツを教えてもらえる環境があります。
【埼玉県】狭山スキー場
営業期間:秋〜春
20-21シーズンは、改修工事のため、閉鎖中です。2021年の秋に再オープンします。オープン時期等は、また追って書き込みます。ここは、元々完全な室内ゲレンデというよりも、一部は外と繋がっていて外気と触れるため、周りの温度環境に影響されやすいのが特徴です。よって、冬場のみの営業になっています。100%人工降雪機を使って雪作りを行っております。2021年の再オープンに期待しましょう。
■閉鎖が決まった。閉鎖された室内スキー場、室内ゲレンデ一覧
【愛媛県】アクロス重信(2012年1月31日 閉鎖) 青野令が育った場所
【茨城県】カムイ龍ヶ崎 2010年頃
【福岡】ビッグエアー福岡 2009年頃
【広島}スノーヴァ広島 2006年頃
【京都】スノーヴァダイゴボーダーズアリーナ 2005年頃
【兵庫】スノーヴァ神戸 2005年頃
【福岡】スノーヴァ香椎(福岡)2005年頃
【東京】多摩カムイ 2004年頃
【京都】スノーヴァダイゴ(京都) 2003年頃
【千葉県】ららぽーとスキードームザウス 2002年閉鎖(※当時世界最大の室内ゲレンデ)
【栃木県】スノーヴァ足利 2002年頃
【千葉県】スキーイング津田沼 2002年頃
【東京】スノーヴァ東京 2001年頃
【東京】豊島園インドアスキー場 閉鎖(世界初の屋内ゲレンデとして注目)
【愛媛県】アクロス重信(2012年1月31日 閉鎖)
- 愛媛県東温市が誇る、日本最大の室内ゲレンデ!として当時は、夏場住み込み組もいた。
- 駐車場には、スケボーパークも設置されていた。
- 100mのパイプをはじめ、キッカー、Rail、Box、滑走エリア(広い)と全てが楽しめる。雪質も良好で、普通の水を使って雪を作っていた室内スキー場。
- キッカーは大きめ(7m程度あり)、リップが凍りすぎていた。そして、ここはゲレンデが大きい為、一発跳ぶのに時間がかかるので、回しにくいという欠点があった。
- 下まで滑って上って来るのに、他の室内ゲレンデに比べて倍の時間を要する。着地の後左側は壁になっているので、レギュラーでフロント方向の横っ飛びは危険!!突っ込んで怪我し掛けている人を見たことがある。 また、このゲレンデは、普通に滑るエリアが広い。 他の室内と比べると唯一ここだけが、初心者どうしできてワイワイ雪と遊べる室内仕様になっていた。よって初心者~上級者まで楽しめる最高の室内ゲレンデ。ただ、値段が少し高めでした。 これからも、YONEXライダー元オリンピック代表の青野令さんを始めとしたWorldClassのスノーボーダーを排出してもらいたいですね☆と思いましたが、経営難でなくなってしまいました。【福岡】ビッグエアー福岡 2009年頃
【福岡】ビッグエアー福岡(2009年頃 閉鎖)
- 唯一九州にある室内ゲレンデでした。
- ここは、キッカーがでかい!!しかも飛びやすい!あのキッカー形状で一年中練習すれば相当上手くなると形状でした。しかし、ここの難点は、キッカー待ちの際に、直接寒気をを身体にうけるので、テンションが下がってしまう事にあります。バインディングを付けてるすぐ1m後ろから、超冷風がきました!これには参りましたね。。それと非常に残念だったのが、雪質。私が行った事がある中で、最も汚かったです。1回行っただけで板の裏は真っ黒になりますので、要注意でした。
- 駐車場から歩くのがちょっと遠く、近くの市営駐車場にとめて歩きました。市営の立体駐車場にいれないと行けないので、初めは迷って施設の周りを2周ぐらいしてしまいました^_^; しかし、スノーボードのパークを夏場でも一生懸命練習したい人には最高のゲレンデではないでしょうか?私は<ビックエア福岡>が一番楽しめて良いと思います。という感想でしたが、街自体の再開発により、閉鎖となってしまったのが残念でなりません。
【東京】多摩カムイ(2004年12月頃 閉鎖)
- 東京都町田市近郊、多摩市の多摩センターのカムイのスポーツショップ内にあったゲレンデです。当時、数回行った後に、すぐに閉鎖されてしまいました。向かって左側がキッカー2つ。右側がレールが2本置いてありました。常時スノーボーダーは少なかった記憶があります。